Shop
Info

Vol.4-1 Y-Chair 3D trademark ― Yチェアのデザインを守るために ―

1949年にハンス J. ウェグナーがデザインし、1950年に弊社より発表され今もなお世界中で愛され続けるダイニングチェア、Yチェア。カール・ハンセン&サンジャパンでは、2011年6月、Yチェアの形状に関して立体商標を登録し、そのデザインの保護、品質の維持に努めています。

Yチェアが製造されているデンマーク、ヨーロッパでは家具のデザインに関して「著作権」が適用されるため、これを根拠にコピー製品が広く流通しないよう対応が可能でしたが、日本の法律では製品のデザインを長期間にわたり保護する有効な法的後ろ盾がない状況が長く続いており、2000年になってから、他の著名なデザイナーズ・チェアと同様、Yチェアの「リプロダクト品」「ジェネリック品」が日本の市場で多く出回るようになりました。

カール・ハンセン&サンジャパンでは、こういったコピー製品が誤ってお客様のお手元に届いてしまうことがないよう、デザインの保護と品質維持のため、2008年にYチェアの形状に関して「立体商標」を登録する手続きを開始し、2011年6月に立体商標の登録が認められました。

「立体商標」とは、意匠権と同様知的財産権の一種で、独創的なデザインの立体物を商標登録できる制度です。他に立体商標の登録が認められた例としては、コカ・コーラの瓶、ヤクルトの容器、ジャン・ポール・ゴルチェの香水の瓶などがあります。

現在は立体商標権を根拠に、各税関に対しYチェアの模倣品輸入差止申請を行っており、海外からも模倣品を持ち込ませない体制を整え、デザイナーが伝えたかったデザイン・品質のYチェアを安心してご利用頂けるよう努めております。

当時の立体商標登録をめざした背景、登録までの経緯について、国立新美術館ニュースNo.25にて研究員レポートが掲載されています。是非ご覧ください。

>>>>> Vol.4-2 『国立新美術館ニュースNo.25』2013年2月号 へ

>>>>> Yチェア商品一覧 へ